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障がいを持つ人の自立と社会参加を願う
日本でのイエローリボン運動

2023.07.11

Ribbonista編集部(リボンの問屋)

黄色は、明るく見ているだけで楽しい気分や希望を感じさせる色です。
また、昼夜問わず認識しやすく、注意の色としても使われています。
ひとつの色にいろいろなイメージが内包しています。

それだけに、イエローリボンは、国によっても、同じ国でも、複数を意味を持つシンボルマークとなっています。
例えばアメリカでは、戦争に送られ、一時的に祖国に帰ることができなくなった兵士達に対して、帰りを待ちわびているという思いを表すシンボルとして使われています。

今回は日本でのイエローリボンをご紹介します。

「違いを尊重し、すべての人が参加できる社会へ」

イエローリボンは、障がいを持つ人の自立と社会参加を願うシンボルマークとされています。
イエローリボン運動では、人々の意識を変え、街を変え、障がいのある人もない人も共に暮らせる社会を目指しています。
すべての人が参加できる社会をみんなで作っていく取り組みを普及するための運動です。
2006年に国連にて採択された『障害者の権利に関する条約』に基づいています。

どんなに重い障がいがある人でも、住み慣れた街で心豊かにその人らしく暮らし、学び、働ける社会を実現するためには、それぞれがすべきアクションについて考えることが必要です。
例えば、建物の入り口にスロープをつけたり、筆談ボードを設置したり。様々な取り組みが、どんな人もいきいきと暮らせる社会の実現に繋がります。

イエローリボン運動に参加することは、そんな社会の実現のための大切な一歩となります。
みなさんのアクションによって未来の社会を変えることができるかもしれません。

イエローリボン運動への参加

グッズの販売や「イエローリボンパートナー」として活動を応援することが出来ます。

<イエローリボンパートナーとは>

・一年更新の会費制会員制度
・イベント等の優先的参加
・会員規程に基づき、その団体等が主催する活動の中で、イエローリボンをロゴマークとして使用することが可能

犬のためのイエローリボン?

また、日本では、上記のイエローリボン運動とは別に、「犬のためのイエローリボン」として、「散歩中の犬の首輪やリードなどに黄色のリボンが結ばれている場合、その犬に近づいてはいけない」という意味で使われているそうです。

「イエロードッグプロジェクト」といい、犬についているイエローリボンは、さまざまな理由から「触らないでね」「そっとしておいてね」というメッセージとのこと。
リボンではなくバンダナなどをつけている場合もあるそうです。
犬が黄色いサインをつけているのを見つけたら、そっと静かに見守りましょう。

リボンでハンドメイド

黄色のリボンをカットし、シンボルマークと同じような形の輪にして胸やカバンにつけるだけでも、啓発の協力に繋がります。
ひとくちに黄色のリボンといっても、たくさんの種類のリボンがあります。
お好みの色やデザインを探して、オリジナルのシンボルマークを作ってみるのも素敵です。

作り方は簡単。リボンが交差する部分を接着剤で留め、乾燥したら安全ピンで留めて完成です!
Ribbonista編集部も作ってみたので、ぜひご覧ください。

リボン運動に参加!〜リボンでシンボルマークを作ってみた~ – Ribbonista[リボニスタ]

シンボルを作ってみたイエローのリボン

オーソドックスなサテンリボン

シングルサテンリボン #075 9サイズ120色展開

キメが細かく光沢が上品で、業務用でもワンランク上のサテンとして広範囲に使用されているベストセラーなリボン。今回は6mm幅のものを使用。ペンタシングルサテンは光沢が片面のみに出る織り方をしています。両面共に光沢のあるペンタダブルサテンもあります。

サンシャインメタルリボン 【ゴールド】12mm幅

サンシャインメタルリボン 【ゴールド】 7サイズ2色展開

ゴージャスな艶のある輝きが特徴のサンシャインメタルリボン。金銀糸の光沢を最大限に活かせています。
黄色のリボンがさらに輝くイメージで、金色のリボンを使用しました。

好きな素材や幅のリボンで、ぜひオリジナルのオレンジリボンブローチを作ってみてください。
こちらの通販ショップで多種多様なリボンが見つかります!

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この記事を書いた人

Ribbonista編集部

リボンの問屋

創業70年、京都のリボン問屋。リボンを毎日扱う会社として、もっとリボンの存在感を増していきたいと密かに野望に燃えている。

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