マメ知識
オレンジリボンは子供の虐待防止のシンボルマーク!
色に込められた願いを知る
2023.07.11
Ribbonista編集部(リボンの問屋)
ポップでかわいいオレンジ色のリボンのマーク。このオレンジリボンは子ども虐待防止運動(オレンジリボン運動)のシンボルマークです。
子育てを暖かく見守り、子育てをお手伝いする意志のあることを示します。
オレンジリボン運動について
栃木県小山市の痛ましい虐待事件をきっかけに、小山市の「カンガルーOYAMA]という団体が子どもの虐待防止を目指して、2005年に始めた運動です。
オレンジ色である由来は、里親家庭で育った子どもたちが「子どもたちの明るい未来を示す色」として選んだといわれています。
また、大人たちにオレンジ色のような暖かさを求めていたためではないかともいわれています。
もともとの色が持つ温かいイメージに、このような事件が決して起きてはならないという願いが重ねられているのですね。
そしてNPO法人「里親子支援のアン基金プロジェクト」がその活動に協力し、2006年からは、認定NPO法人「児童虐待防止全国ネットワーク」が総合的な窓口となり、全国的に活動を広げています。
厚生労働省も、毎年11月を児童虐待防止推進月間に定め、各都市・各地域をリボンのオレンジの色で埋め尽くそうという計画を推進しています。
オレンジリボン運動へは、児童虐待防止全国ネットワークを通じて参加することができます。
・サポーターとして登録する
・寄付で支援する
・グッズを購入して支援する
・啓発ツール(ポスター・チラシ等)で普及活動をする
等、色々な支援の方法があります。
リボンでハンドメイド
オレンジ色のリボンをカットし、シンボルマークと同じような形の輪にして胸やカバンにつけるだけでも、啓発の協力に繋がります。
ひとくちにオレンジのリボンといっても、たくさんの種類のリボンがあります。
お好みの色やデザインを探して、オリジナルのシンボルマークを作ってみるのも素敵です。
作り方は簡単。リボンが交差する部分を接着剤で留め、乾燥したら安全ピンで留めて完成です!
Ribbonista編集部も作ってみたので、ぜひご覧ください。
リボン運動に参加!〜リボンでシンボルマークを作ってみた~ – Ribbonista[リボニスタ]
シンボルを作ってみたオレンジのリボン
オーソドックスなサテンリボン(標準的なオレンジ色に近い)
シングルサテンリボン #115 9サイズ120色展開キメが細かく光沢が上品で、業務用でもワンランク上のサテンとして広範囲に使用されているベストセラーなリボン。今回は6mm幅のものを使用。ペンタシングルサテンは光沢が片面のみに出る織り方をしています。両面共に光沢のあるペンタダブルサテンもあります。
オーソドックスなサテンリボン(ほんのりと黄色を帯びたオレンジ色)
シングルサテンリボン #009 9サイズ120色展開キメが細かく光沢が上品で、業務用でもワンランク上のサテンとして広範囲に使用されているベストセラーなリボン。今回は6mm幅のものを使用。ペンタシングルサテンは光沢が片面のみに出る織り方をしています。両面共に光沢のあるペンタダブルサテンもあります。
アクリルペタシャムリボン12mm幅
アクリルペタシャムリボン 水玉 #012 3サイズ24色展開アクリルで織った横畝(うね)が特徴のペタシャムリボンに水玉をプリントしました。可愛い小さな水玉模様は可愛いワンポイントとして使う人を楽しくしてくれるリボンです。
好きな素材や幅のリボンで、ぜひオリジナルのオレンジリボンブローチを作ってみてください。
→こちらの通販ショップで多種多様なリボンが見つかります!
明るくポップなオレンジ色のように、そしていろいろなものを優しく結ぶリボンのように、子どもたちの毎日が明るく優しい世界であるよう、願うばかりです。
皆さんもオレンジ色のリボンを見たら、ご自身のお子様や身近な子どもたちに、いつもより更に優しく接してみてください。
きっとお互いがリボンのようにフワっと優しいもので繋がれると思います。
Writer’s Profile
この記事を書いた人
Ribbonista編集部
リボンの問屋
創業70年、京都のリボン問屋。リボンを毎日扱う会社として、もっとリボンの存在感を増していきたいと密かに野望に燃えている。
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リボンの問屋
創業70年、京都のリボン問屋。リボンを毎日扱う会社として、もっとリボンの存在感を増していきたいと密かに野望に燃えている。
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