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芸術の秋にリボンを楽しむ:リボンが描かれた名画特集

2025.11.05

Ribbonista編集部(リボンの問屋)

秋といえば、芸術の秋ですね。今回はリボンが描かれた絵画をテーマに、芸術の秋を楽しむ方法をご紹介します。リボンの持つ優雅さや華やかさを、歴史的な名画を通じて感じてみましょう。

フィンセント・ファン・ゴッホ《赤いリボンを持つ女性の肖像》

印象派の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホは、《星月夜》や《ひまわり》、《夜のカフェテラス》など数多くの名作を生み出しました。肖像画も沢山残しており、中にはリボンをつけた女性の作品もあります。ゴッホは「僕が画業の中で他のどんなものよりもずっと、ずっと情熱を感じるのは、肖像画、現代の肖像画だ。」と言っています。この絵からも女性の力強い高揚感が伝わってきます。

エドガー・ドガ《バレエのレッスン》

ドガといえば「踊り子」の絵!踊り子たちの衣装にもよくリボンが描かれています。この絵は、オペラ座で練習中のバレリーナと往年の有名ダンサーであるジュール・ペローがバレエ教師を務めている様子です。踊り子たちの腰に巻かれている緑、黄色、水色、といった色とりどりのリボンが可愛いですね♪

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン《シミーズ・ドレス姿のマリー・アントワネット王妃》

“ファッションリーダー”と呼ばれたマリー・アントワネットの宮廷画家として活躍したルイーズ。彼女が描いたマリー・アントワネットの肖像画を観て、世の女性たちは髪型や服装を真似しました。実際、この絵画の影響でヨーロッパ中の婦人たちの間でシミーズ・ドレスと麦わら帽子が大流行!腰に巻かれた金のリボンと帽子の水色のリボンが特徴的です。

詳しくは、こちらの記事でもマリー・アントワネットとリボンの関係について紹介しています。
マリー・アントワネットとリボン:18世紀ファッションアイコンの影響力

その他のリボンが描かれた名画

リボンが印象的な作品は他にもたくさんあります。例えば、岡本太郎の《傷ましき腕》では、大きな赤いリボンが力強さと感情を象徴しています。また、キュビスムの創始者であるパブロ・ピカソの《黄色いリボンの女性(ジャクリーン)》も、リボンを巧みに用いて女性の優美さと個性を引き立てています。

まとめ:リボンの魅力を名画で楽しもう

今回は、リボンが描かれた絵画をいくつかご紹介しました。リボンはその色彩や形が作品に華やかさや優雅さを添える重要なモチーフです。リボンの描かれた名画を通じて、芸術の秋を深く楽しんでみてはいかがでしょうか。その細やかなディテールと色彩に注目することで、絵画の魅力をより一層感じることができるでしょう。

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この記事を書いた人

Ribbonista編集部

リボンの問屋

創業70年、京都のリボン問屋。リボンを毎日扱う会社として、もっとリボンの存在感を増していきたいと密かに野望に燃えている。

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