つくる
リボンの歴史とその起源:実用から装飾へ
2025.11.05
Ribbonista編集部(リボンの問屋)
実用的なリボンの使われ方
リボンは、アクセサリーやラッピングの定番アイテムとして広く愛されていますが、その装飾的な用途が一般に広がったのは16世紀以降のことです。それ以前のリボンは、実用的な役割を果たしていたことをご存知でしょうか?
リボンの起源は、古代ギリシャにさかのぼり、紀元前5〜4世紀頃に使われていたと言われています。この時期、日本では縄文時代末期から弥生時代初期にあたります。
装飾品としてのリボンの進化
当時のリボンは、現在のような装飾品ではなく、日常生活での実用的なツールとして広く使用されていました。例えば、男性たちは狩猟の際にリボンを帯として使用し、獲物を縛るための道具として役立てていました。また、リボンは頭に巻いて汗を防ぐハチマキとしても使われており、さらには衣服を留めるためや、髪を束ねるための実用的なアイテムとしても重要な役割を果たしていたのです。
現代のリボンは、ファッションや装飾の一部として美しく彩られたものが主流ですが、古代では実用性が重視されていました。しかし、時代が進むにつれてリボンの用途は進化し、やがてその装飾的な側面が強調されるようになりました。この歴史的な変遷は、リボンがどのように発展してきたのかを理解するうえで非常に興味深いものです。
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Ribbonista編集部
リボンの問屋
創業70年、京都のリボン問屋。リボンを毎日扱う会社として、もっとリボンの存在感を増していきたいと密かに野望に燃えている。
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