つくる
リボン刺繡の基本の刺し方
~初級編~
2023.07.13
よっぴ(ハンドメイド作家)
リボン刺繡とは?
リボン刺繍は、刺繡の種類の中の1つです。
その他にも、ヨーロッパ刺繡やビーズ刺繡など色々あります。
リボン刺繍の特徴は、ふんわりしたステッチです。
普通の糸での刺繍と違い、リボンのねじりや折り目を利用して花や葉の形を立体的につくることができます。
リボン刺繍をするには、基本のステッチから。まずはステッチのパターンを覚えるところから始めてみませんか?
今回紹介するステッチは、こちら♪
♡ストレートステッチ
♡リボンステッチ
♡アウトラインステッチ
《リボン刺繡する際に必要なもの》
- リボン刺繡用の針
- 刺繡枠
- 刺繡用リボン
- 布
- 水性チャコペン
- 手芸用はさみ(糸を切ったり、細かな作業をするときに使用するはさみ)
- 裁ちばさみ(布を裁つ専用のはさみ)
今回使用したリボンはこちら♪
シルクタフタリボン3.5mm幅
シルクタフタリボン #016 2サイズ185色展開100%シルクで昔ながらのシャトル織機という機械で織った手芸用のシルクタフタリボンです。非常に薄く、柔かいシルクタフタはリボン刺繍用に最適です。シルクの高級感と発色の良さが特長のリボンです。最も多い185色揃っていますので、色のバラエティーでも楽しんで頂けます。長尺もありますが高級リボンヤーンとして手編みや機械編みに使われています。
色々な色やサイズで作ってみてください♪ →こちらの通販ショップで多種多様なリボンが見つかります!
《下準備》
使用する布地のゆがみや縮みを防ぐために、布地を水通しして、タオル等で挟んで軽く水気をとり、完全に乾ききる前にアイロンをかけて布目を整えます。
接着芯を貼る作品には、布目を整えた後、刺繡する前に接着芯を貼ります。
《注意すること》
チャコペンの色をなくしたい場合は…
霧吹きや水を含ませた綿棒等で軽くたたいて、落とすようにします。
もしアイロンをかける場合は…
アイロン台の上にタオルを置いて、刺繡面を下にして当て布をのせて、刺繡部分をつぶさないようにアイロンをかけます。布地のしわや刺し縮みが気になる場合は、表面(刺繡面を上にして)からも同様にアイロンをかけます。
刺し始めと刺し終わりの処理の仕方
1、刺し始め
針にリボンを通し,リボンの端から1.5㎝位の位置に針を刺して抜きます。
針を抜くと輪ができるので、その中に針をくぐらせます。
針を抜くと結び目ができます。布の裏から刺して、刺し始めます。
2、刺し終わり
刺し終わったら結び目を作ります。
*縫い糸の玉どめ同様に針にリボンを巻きつけて結び目を作ります。
裏に渡ったリボンに針をくぐらせて、リボンを切ります。
基本のステッチ
《ストレートステッチ》
まっすぐ線のようになる刺繡のやり方です!
【刺し方】
下から針を出した後、上の刺し位置にいれます。
リボンがねじれないように、針を引きましょう。
《リボンステッチ》
花びら1枚のような刺繡のやり方です!
【刺し方】
下から針を出し、表に出たリボンに針を刺し、上の刺し位置にいれます。
引きすぎないようにかたちを整えます。
*針を刺す位置によって、向きを変えることができます。
《アウトラインステッチ》
縁取りをするような刺繡のやり方です!
【刺し方】
下から針を出し、右の刺し位置に針をいれ、ひと針の1/2ほどを戻るようにすくい刺します。
同様にくり返します。
初級編の3つのステッチだけでも、花柄をリボン刺繡することができますので、練習してみてくださいね 。ライターのよっぴでした☆彡
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この記事を書いた人
よっぴ
ハンドメイド作家
大人になってもずっと可愛いものが好きで、リボン刺繍やパッチワークのようなデザインの作品を主に制作。マイペースに活動しています☆彡
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